MAMP のアップデートが楽ちんに!
ローカル環境でWordPressサイトを作成していく場合、「MAMP(マンプ)」を利用している方は多いと思います。サーバーと同じように、自分のマシンでApache、MySQL、PHPが使えるようになるからです。
しかし、そのMAMPをアップデートする場合、バックアップをとり、そのバックアップから新しくインストールした「MAMP」へ「db」や「htdocs」をコピーしたり…と、多少手間がかかったりしていたのですが、久々にアップデートしてみたら、そんな作業が必要なくなり、とても楽ちんになっておりました!(※注意:Windowsは検証できていません)
- MAMP
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Apache、MySQL、PHPの開発環境をインストールすることができるアプリケーション。
配布元 : MAMP(Ver. 3.4)
アップデート方法
環境:Mac OS X Yosemite(バージョン10.10.5)
MAMPの公式サイトから、最新バージョンをダウンロードします。
(※2015年9月1日現在は、Ver. 3.4)ダウンロードしたら、インストーラーをダブルクリックしてインストール。
インストールが完了した後、「アプリケーション」フォルダを見ると、なんと自動的にバックアップがとられています。(タイムスタンプ付き!)
そして、新バージョンの「MAMP」には、「db」フォルダの「mysql」のデータも、「htdocs」フォルダのデータも自動的にコピーされていました。
(いつからこのような仕様になっていたのかわかりませんが、3.4 ではバックアップもコピーも全自動でした!)試しに「MAMP」を起動させてみると、ちゃんと Apache も MySQL も動いています。
ただし、私の場合は1点変更が必要でした。
「ポート」が初期設定に戻ってしまっておりましたので、「設定」→「ポート」へ進み、「Web と MySQL のポートを 80 と 3306 に設定」ボタンを押し、「OK」をクリックします。これで、http://localhost/…というアドレスで表示できる元の設定に戻りました。